マンション選びのポイント①(新築か?中古か?)
(2022年4月1日現在の法令等に基づいて解説しています)
グッドプランナーズマンション管理士事務所の宅地建物取引士が、マンション選びのポイントを解説します。
どちらがいいの?
マンション購入を考えていているが、新築にしようか?中古にしようか?迷っている方は多いかと思います。それぞれの特徴を知り、どっちが自分に合っているのかの判断が必要です。今回は新築と中古の違いや特徴について解説したいと思います。
新築マンションは最新設備で税制面でも有利
新築は外観や内装が新しく綺麗で、設備等も新しいことがメリットです。耐震面も最新の耐震基準で建てられていますので安心感もあります。また、住宅ローンは金利や借入期間の面で中古マンションよりも有利な条件で借りることが出来ます。税制面では住宅ローン減税や建物の固定資産税が5年間半額になる等の優遇措置も利用できます。一方で、新築の販売価格は中古よりも割高になる傾向にあります。また、販売方法が“登録抽選方式”か“先着順方式”になるので希望する物件を購入できない場合もあります。
中古マンションは割安で立地が良い傾向
中古の場合は新築マンションよりも、購入費を抑えられることが大きなメリットです。しかも、新築に比べ立地条件が良い物件が多い傾向にあります。ただし、物件の状態によってはリフォーム等の費用が掛かる事がデメリットになります。しかし、リフォームにより希望に沿った内装や間取り、設備を一新できるメリットでもあります。更に、すでに入居している方がいるため、雰囲気や維持管理状態・修繕積立金の状況を確認して物件を選べることもメリットに挙げられます。物件によっては住宅ローン控除を受けられない場合がありますので確認が必要です。
グッドプランナーズの宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーがマンション選びをサポートします。
グッドプランナーズLifestyle Proposal「住宅ローンの選び方」
それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが正解ということはありません。購入される方の経済状況、考え方、その他の事情により判断が違ってきます。また別の機会に更に詳しく、新築・中古のそれぞれのメリットとデメリットについて説明したいと思います。